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【アンケートの調査概要】

今回、全国の離婚経験者を対象に「離婚後に後悔したこと」に関するアンケート調査を実施しました。調査は2024年1月1日から1月31日までの1か月間、インターネットを通じて行い、回答者数は500人(男性250人、女性250人)でした。対象者は、離婚経験がある20代~60代の男女で、離婚後1年以上経過している人に限定しました。

調査の結果、多くの人が離婚後に何らかの後悔を抱えていることが明らかになりました。特に「財産分与で損をした」「子どもに寂しい思いをさせた」「感情的になり冷静な判断ができなかった」といった点が上位に挙がり、離婚時の判断の重要性が浮き彫りになりました。

離婚後に後悔したことランキング:1位は「財産分与で損をした」

近年、離婚は珍しいことではなくなりましたが、離婚後に後悔する人は少なくありません。今回、全国の離婚経験者500人を対象に「離婚後に後悔したこと」に関するアンケート調査を実施しました。その結果、多くの人が後悔している項目が浮き彫りになりました。

1位:財産分与で損をした(37.6%)
最も多かったのは「財産分与で損をした」という後悔でした。離婚時の財産分与は、婚姻期間中に築いた財産を公平に分けることが基本ですが、実際には知識不足や感情的な判断によって、結果的に損をしてしまうケースが多いようです。

具体的なエピソードとして、「元配偶者の収入が自分より多かったのに、しっかり交渉せず、ほとんど持っていかれてしまった」「貯金や退職金の分与について詳しく調べずに合意してしまい、後から後悔した」といった声が寄せられました。特に、専業主婦(夫)だった人が適切な財産分与を受けられず、離婚後の生活が苦しくなるケースが目立ちました。

2位:子どもに寂しい思いをさせた(29.8%)
2位に挙がったのは「子どもに寂しい思いをさせた」という後悔です。離婚後、親権を持たなかった親が子どもと会えなくなったり、逆に子どもが両親の不仲を目の当たりにして心を痛めたりするケースが多いようです。

3位:感情的になり冷静な判断ができなかった(18.2%)
「その場の勢いで離婚してしまい、もっと話し合えば違う結果になったかもしれない」と振り返る人も多くいました。離婚は人生の大きな決断であるため、冷静な判断が重要だと言えます。

今回の調査結果から、離婚を考える際は財産分与の知識をしっかり持ち、専門家のアドバイスを受けることが重要であると分かりました。後悔しないためにも、感情だけでなく、長期的な視点を持って準備を進めることが大切です。

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